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テレビ朝日・竹内由恵アナ×2008ミス青山・久冨慶子~WonderNotes Inspire~刺激人

前編

後編

久冨:アナウンサーを目指すきっかけになった運命的なエピソードが もしあれば教えてください。

竹内:アナウンサーっていう職業を就職活動の一つとして受けられる 職業だと思ってなかったんですよね。 3年生になってから初めてアナウンサーって試験が他の企業と 同じようにあって、試験を受けてなるものなんだっていうことを知って、 ある人が「私の友達がアナウンサー試験を受ける」って話していて、 ほかの会社より早いんですよね、アナウンサー試験って、 だからそういうような感じで私も受けようかなと思って受けたんですよ。

久冨:そうなんですか。

竹内:だからずっとアナウンサーを目指していたというよりは、 大学3年生になって自分の将来について考え始めた時に、 一つの選択肢としてアナウンサーっていうのが出てきたって感じですね。

久冨:学生時代にアナウンサーになりたくて準備していたとかでは 特にないんですか。

竹内:大学3年生になってから準備は始めました。 3日間のアナウンサースクールに通ったりとかして、そういうのを 重ねていくうちにおもしろそうだなぁって自分の中でアナウンサーへの 興味がわいてきて、それで受けることにしたんですけど。 アナウンサーに興味あったりしますか?

久冨:興味があるので、今度スクールにもちょっと通ってみて、 受験してみようかなと思ってます。

竹内:どういう部分が憧れる部分なんですか? 私が言うのもあれなんですけど(笑)

久冨:そうですね。何か伝える仕事としての魅力が大きいと思うんですけど。

竹内:アナウンサーの仕事について、何か気になる事とか聞いてみたい事とか ありますか?

久冨:見ている側は、テレビの前で話しているイメージが強いと 思うんですけど、そういう時以外にどんな仕事されているのかなって。

竹内:そうですね。テレビに出ている時間ってそんなに長くなくて、 いろんな仕事があるんですけど、例えばナレーションとか顔を 出さないですよね、声だけで。 あとは、スポーツの仕事についていたらインタビューする相手の事を 調べてから行くので選手のバックグラウンドとかこれまでに 取材されていた資料を読んだりとか。 『ミュージックステーション』に関してもそうなんです。

久冨:そうなんですか。

竹内:『ミュージックステーション』って夜8時から1時間の生放送で お送りしてるんですけど、その日1日ずっとアーティストの方と リハーサルをしていて、朝からずっと。そっちの部分は画面に 映ってないんですけど、打ち合わせしたりとか準備をして 臨んでるんですね。だからそういった準備とか多いですね。 あと他には、生放送じゃなかったらロケとか収録をしたりとか、 男性の方は実況、スポーツを見ながらそれに声を乗せて、 今何が起きてるか伝えるとか、そういう感じかな。 アナウンサーは伝える仕事だっておっしゃってましたよね?

久冨:はい。

竹内:まさにそうだと思うんですけど、私が最近感じているのは、 アナウンサーは例えば『ミュージックステーション』に関して言うと、 出演しているアーティストの方がいらっしゃって、 見ている視聴者の方がいて、アーティストの方はいろんな話を してくれるんですけど、それがうまく視聴者の方に伝わるように 必要な情報を補っていくのがアナウンサーの一つの役目なんだなって 感じていて。だからほんとに視聴者とテレビ画面に映ってるそのものの 仲介役だと思ってます。

久冨:難しいですよね、うまく補うのとか。

竹内:難しいです、ほんとに難しいです。まだ全然できないですけど、 でもうまく補っていくためにはものすごい情報量が必要で、 そこに適した情報を瞬時に出すことができるためには、 ものすごい勉強しておかないといけないし、それがテレビ画面には 映ってないんですけど、ちゃんとした情報を伝えるためにそれが必要。

久冨:短い時間の為にたくさん努力しないといけない。

竹内:だから映っていない部分が意外と多いんですよね。

久冨:いま携わられている『やべっちFC』とか『ミュージックステーション』 の番組の話とか聞いてもいいですか?

竹内:どんなところが気になりますか?

久冨:『ミュージックステーション』だと、感動したことは?

竹内:感動したことはたくさんありますね~。例えばEXILEの皆さんが 14人体制になった時があって、その時に初めてテレビで楽曲を 披露するのが『ミュージックステーション』だったんですね。

久冨:はい。

竹内:で、生放送だし、皆さんものすごく気合いが入っていて、 リハーサル時間よりも早くスタジオに来て、ずっと練習されているのを 見てあらためて『ミュージックステーション』って アーティストの方にとって勝負の場なんだなって。 ものすごく力を入れて作ってきた楽曲が公開される場所だから、 ほんとに勝負の場なんだなっていうのを実感した感じですね。 そこですごく感動したし、私もそんなアーティストの皆さんが勝負を かけている場所でしっかり伝えなきゃなって改めて思いました。 あと、絢香さんがラストライブをされた時はただ単に歌声に ものすごく感動して涙が出ちゃって、(泣いたのは)生放送で 初めてでしたね。

久冨:『ミュージックステーション』って私も小さい頃から見ていて 楽しみにしている番組だし、よくテレビでアーティストの方が 初めて『ミュージックステーション』に出られた時の感動とかを 聞いたことがあるので。

竹内:そうなんですよね。だからすごい長い歴史をもつ番組だから、 たまに写真を公開したりすることがあるんですけど、そういうのも 全部アーティストの方が実家とかに戻って、写真を取ってきてくれたり とかして、番組のこれまでの24年間の歴史があるからこそ 実現することなんだなって思うんですよね。

―――聞き応え十分の『ミュージックステーション』の裏側から
竹内アナのプロとしての姿勢へと話題が展開―――

久冨:アナウンサーとして心掛けていることありますか?

竹内:そうですね。食べすぎないこととか(笑) でも結構食べちゃってるんですけど、夜遅い収録とかだと、 終わってから深夜になって家帰ってお菓子を食べちゃったり するんですね。

久冨:あ~

竹内:そうするとかなり顕著に出るんですよ。 そういうのはなるべく気をつけるようにしてます。 結構すぐ出ちゃうので。

久冨:喉を大事にとかは?

竹内:夜寝るときはマスクを着けて寝ます。

久冨:そうなんですか。

竹内:喉が弱いのでしてますね。あとは毎日発声練習するようにしたりとか、 すぐに滑舌が悪くなっちゃうので。

久冨:私よく滑舌が悪いって言われる…。

竹内:いや、でも大丈夫ですよ(笑)私で大丈夫なんだから、これから。

久冨:頑張ります(笑)

竹内:これからとか言っちゃった(笑) なんか心掛けてることってありますか?

久冨:…ないです。

竹内:(笑)

久冨:私もおやつとか好きなんで食べちゃうし、頑張らないといけないなって。

竹内:(笑)