テレビ朝日・竹内由恵アナ×2008ミス青山・久冨慶子~WonderNotes Inspire~刺激人
久冨:私もあと少しで社会人になるんですけど・・・
竹内:今、大学2年?3年?
久冨:次、3年なんですけど(※2010年3月現在)、1個上の学年に結構友達がいて、話を聞いてると自分も就職の事を考えたりして、社会人になるには責任も生まれるし、怖いなっていう思いが強くなってきて。
竹内:今、不安に感じてきてるんですか?
久冨:楽しみももちろんあるんですけど、不安も感じます。
竹内:じゃあ私は何をしようとかって考えたりしてるんですか?
久冨:考えたり、そこに入って社会に出てちゃんと生活していけるかなとか、こんなにダラダラしてちゃ駄目だなとか考えます。
竹内:でも、そういう風にちゃんと思ってるってスゴイ。だって私、(学生時代)なんにも考えてなくって、ほんとにフラ~って感じだったもん。そうやって「今から考えてるのってすごい」って思うし、「なるべくいろんな人の話を聞いて、いろんなことをしている人の話を今のうちに聞いておくのがいいかな」って思います。
久冨:はい。ありがとうございます。
竹内:頑張ってください。
久冨:今、「学生が絶対に見るべきだ」と思うテレビ番組って何かありますか?
竹内:「絶対に見るべき」っていうのが思い浮かばないんですけど、なるべくいろんなジャンルの番組を見るのがいいかなって思います。ニュースとかバラエティーとかも、その時代に即した・・・例えば、今キテいる芸人さんとかでもいいし、そこにいろんな情報が詰まってるから。
そういうのを色々見て自分の中に吸収していくことによって人と話す時も、話しやすくなるし、マスコミに進む人じゃなくても、そういうことを知ってることによって、ふとした時に「この人こんなことも知ってるんだ」、「面白い人だな」って思われるかも知れないし、ニュースはもちろんバラエティーもグルメ番組もなんでも、いろいろと見ておいたほうがいいなって、いま改めて思ってます。結構そういう時間が学生時代なかったりしませんか?
久冨:そうですね、テレビを見る時間も昔と比べて減ったり・・・
竹内:そうですよね。減っちゃうんですけど、時間がある時は、なるべくいろんな種類の番組を見て、最低限ニュースは見た方が良いんだろうなって思いますけど。
久冨:私も見るようにします。
竹内:いろいろとなるべく時間を作ってみるのがいいなって思います。
久冨:はい。ありがとうございます。では、学生時代に読んでおくべき本を教えてください。
竹内:下平さやかアナウンサーって私の先輩にいるんですけど、「伊坂幸太郎さんの本を声に出して読んで、そこに出てくる語彙(ごい)とか、ものすごく語彙が豊富だから、自分が知らない言葉は書きだして意味を調べるといいよ」って言われました。
久冨:そうなんだ。
竹内:伊坂幸太郎さんの本は、「重力ピエロ」とか今読んでるんですけど、すごく勉強になります。
久冨:内容も面白いですか?
竹内:内容も面白いですよね。読んでますか?
久冨:読んでないです。
竹内:(笑)好きな本とかあります?
久冨:まだ読み終わってないんですけど、1Q8…あれ?4でしたっけ?4であってますか?
竹内:はいはいはい。あの誰でしたっけ?
スタッフ:村上春樹
久冨・竹内:そうそうそう!!
久冨:まだ数ページ残ってるんですけど。
竹内:まだ数ページ残ってるんだ、結構最後の方まで読んだんですね?
久冨:テスト期間前にバーっと読んで、テスト期間始まって数ページになっちゃって。勉強してそれからそのまま放置してあって。
竹内:時間が空いちゃったから(笑)
久冨:もう一回、始めっから読んでます。
竹内:何回読んでもいいと思います(笑)村上春樹さん私も好きです。読んでおくと就職活動の時に何か喋れるかもしれないです。
久冨:最後の質問なんですけど、一番好きな美しい日本語ってなんですか?
竹内:好きな日本語は、「さっそう」。漢字が「立つ風」にさわやかの「爽」なんですけど、その漢字の雰囲気がすごく好きで「颯爽」と歩く人みたいな、その言葉の意味と漢字そのままの「立つ風」のようにみたいな。それがすごく好きです。
久冨:へぇー、日本語って面白いですよね。漢字にも意味があって。
竹内:そうですよね、まさに漢字をみれば何となく意味が分かるような言葉だなって思います。
久冨:ありがとうございます。
竹内:ありがとうございます。これで大丈夫でしたかね~(笑)
久冨:私も緊張しちゃって…。
竹内:いやいや全然。すごいしっかりとインタビューしてくださって、ありがとうございます。
久冨:ありがとうございました。