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テレビ朝日・前田有紀アナ×2009ミス慶應候補・黒島秀佳~WonderNotes Inspire~刺激人

前編

後編

黒島:そんな学生時代に、いちばん刺激を与えてくれた人はいますか?

前田:(※考えながら)刺激を与えてくれた人…1番…

黒島:尊敬していた人か、憧れていた人とか。

前田:うーん、あのー、2つ上にラクロス部の先輩で河野明子さんが いたんですけど、そのまま会社の先輩にもなったんですけど、 すごい、うちの大学の憧れの的というか、ラクロスも頑張ってて、 頭も良くて、凄く有名で。ラクロスの日本代表にもなったんですけど、 その先輩の背中を追いかけて頑張ってた!という感じだったかな?

黒島:じゃあ、今でもやっぱり刺激を与え続けてくれる・・・

前田:そうですね、入社試験の時にもかなり相談に乗ってもらったりして、 色んな話を聞かせてもらったりだとか。 会社に入ってからも、しゃべる機会も減っちゃったんですけど、 ちょっとした機会にアドバイスしてくれたりとか。 今はもう退社してしまったんですけど、今も時々連絡を取って、 いろいろな相談に乗ってもらったりとかして、 凄くいまだに尊敬する先輩ですね。

黒島:いいですね、その先輩との関係が。

前田:なんか、大学の時の関係が会社に入ってもそのまま会社に入っても 続いていたので、普通の先輩は大体名字で呼ぶんですけど、 河野さんだけは「アキさん」って呼んでいて、 なんかちょっと親しみを持てました。

黒島:大学時代の友人って、社会に出るとバラバラになっちゃうっていう イメージがあるので、そうやってずっと続いてられるというのが、 凄く羨ましいです。

前田:うんうん。

黒島:アナウンサーになろうと思ったキッカケはありますか?

前田:キッカケは、大学三年生の夏ぐらいに、就職活動を考え始めて、 私の姉がテレビ局に勤めていて、「テレビ局どう?」って聞いたら、「365日同じ日が一日もないくらい刺激があって面白い!」 という話を聞いていて、「それは中々、他の仕事では経験できない職業だな」と思って、「テレビ局を受けたい」と思って・・・
最初の試験が各局アナウンサー試験で、それで受けたら本当に縁があってテレビ朝日に受かることができたので、 「じゃあアナウンサーを頑張ってみようかな」と思いました。

黒島:実際にアナウンサーになってみて、365日同じ日はありませんか?

前田:ない、本当にない!ビックリするぐらい!!

黒島:へぇー

前田:だから毎日、仕事する人も違うし、いろんな人と出会えるから、 そういう意味では、「姉の言ってたことは正しかったな」 と思いましたね!

黒島:前田さんが、アナウンサーとして普段から心掛けていることは ありますか?

前田:それはもうたくさんあります! 例えば・・・私、学生時代はずっとスポーツをやっていたので、 なんというか行儀が悪かったっていうか(笑)
イスに座るのも足を閉じなかったり、食べ方もガツガツしていたり、 姿勢もなんか凄く悪くて、なんか野人じゃないけど(笑) 本当にいろんなところで行儀が悪かったので、研修時代から かなり注意を受けて、だいぶ修正してきたかな?っていう感じです(笑)

黒島:学生時代のお話が出ましたが、前田さんから見て、今の学生に ついてはどう思いますか?

前田:今の学生さんは、あんまり話す機会とかないんですけど、 でも、「しっかりしてるなー」って凄い思うところがあって、 時々OG訪問とか受けるんですけど、みんな言葉使いもキチンとしるし、 将来のことも真剣に考えてる子が凄く多くて、 「私の学生時代はもっとチャランポランだったな」と思うと、 「しっかりしてて立派だなー」と思う事が多いかな。

黒島:OG訪問だと、アナウンサーを目指している学生達が 来たりするんですよね?

前田:そうそうそう、アナウンサー志望の子が。 秋ぐらいが多いかな?

黒島:OG訪問の時には、どのようなアドバイスをされるんですか?

前田:う~ん、そうだな。やっぱり試験の事を聞かれる事が多いので、 私が試験を受けたのは前なんですけど、その時に心がけていた事とかを 話す事が多いかなぁ。
結構、OG訪問に来る子は、 「アナウンサーはこうあるべきなんですよね?」みたいにイメージを 固めてくる人が多いんですけど、試験を受けている時は、 型にはまりすぎない方がいいのかなっていう気が、 私自身もしていたので、そういうアドバイスした事を覚えています。

黒島:確かにアナウンサーってもっとなんか、堅くて大人しいというか、 穏やかなイメージが私の中にはあるんですけど、 前田さんと話してて今、結構、意外な感じがして(笑) 「こんなに明るくて、はっちゃけたな感じで大丈夫なんだなぁ」と 思いながら(笑)

前田:(※照れて)あ、本当・・・
試験とか受けていると、本当に綺麗な人がたくさんいて、なんかもうパステルカラーのスーツを 着てて、今すぐテレビに出て「アナウンサーです」と言えるくらいステキな人が凄く沢山いたのね。
で、私は日焼けもしているわ、 ゴツイわで(笑)スーツも持ってないから、お姉ちゃんのスーツを 借りて行ったら、お姉ちゃんは私より小さいんだけど、 だからスーツのボタンがはち切れそうになっちゃって(笑)
ちょっと気を緩めるとボタンが飛んじゃうんじゃないかという感じで、 「場違いなところに来ちゃったな・・・」っていう風に試験の時に思って、 しゃべり方もアナウンサーっぽくないし。「う~ん?」と思って・・・ でもせっかく来たから、「なんか自分らしく面接をして帰ろう」って 思っていたんだけど・・・ それで結局「なんで私が受かったんだろう?」って思うんですけど(笑) 縁があって会社に入ることが出来たので、やっぱり自分らしくいる事が 大事だなって思いました。無理に背伸びはしないで、うん。

前田:(黒島さんは)テレビ関係のお仕事とか興味ありますか?

黒島:最初は新聞の方に行きたくて、ジャーナリストに なりたかったんですけど、「紙媒体はあんまり元気が無い」 って言われていて、そういう話を聞いてから、「テレビも良いかな」って、 最近ちょっと思ってるんですけど・・・

前田:じゃあ、元々メディアに興味があるの?

黒島:そうですね、報道とかやってみたくて。全然何も考えてないですけど(笑)

前田:まだ一年生だもんね。

黒島:そうですね(笑)

前田:まだ4年間もあるからね、ゆっくり考えて・・・

黒島:考えておこうと思います(笑)