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テレビ朝日・堂真理子アナ×2009準ミス慶應・酒井真由子~WonderNotes Inspire~刺激人

前編

後編

酒井:いつからアナウンサーになろうと思ったのですか?

堂: アナウンサーを目指そうと、心の中でも芽生え始めたのは、 高校の時で、スイスに住んでた時なんですけど・・・ 当時、日本の番組は1チャンネルだけ衛星放送で見ることができて、 それだけが日本の情報を得る手段で、新聞とかも取ってなかったから、 毎日、衛星放送を見るのが楽しみで、毎晩ニュースを見てました。 で、その時にNHKの久保純子さんというアナウンサーがいて、 今はフリーで活躍されている方なんですけど、久保さんが当時まだ 2年目とか3年目ぐらいでスポーツコーナーを担当していて、 すっごくキラキラと高校生の私に(映って)、なんかこう、 元気と明るさで溢れてて、そういう姿が海外にいる私にも 伝わってきたからすごく感激して、こういう女性になりたいなと思って、 母親に「この職業は何!?」っていうところから始まり、 その憧れと興味から始まったのがキッカケです。

酒井:私も今2年生(※2010年3月現在)で、 ちょうど来年の今頃は就活まっ最中なんですけど・・・

堂: 今度3年生? そろそろ就職活動?

酒井:はい。

堂: なんかありますか? こういうのになりたいとか?

酒井:考え中なんですけど、2009年度のミス慶應コンテストに 出場させていただいて、(テレビ朝日の)竹内由恵さんとかも 同じミスコン出ててたこともあって、アナウンサーというのも視野に 入ってきてます。 こうして、アナウンサーの方のお話を聞く機会をいただいたりもして、 興味を持ち始めたんですが、まだちょっと考え中です。

堂: 私の大学時代にすごくアナウンサーという職業が人気というか、 女性は考えている人はすごく多くて、私もそのうちの 一人だったんだけど・・・ 今の大学生の方はアナウンサーに対して どういうイメージを持っているのか気になるんですけど、 やっぱり多いですか?

酒井:多いですよ。私の周りにアナウンサースクールに通っている子とか、 良く聞きます。華やかでやっぱり憧れという人気ですね。

堂: でもアナウンサーの採用試験ってかなり早いじゃない? どこの企業の入社試験の中でも。だから結構、試しというか、 まず初めにアナウンサー試験を受ける人もいるって聞くし、 面接とかも特殊というか、アナウンサーならではの試験が あったりするから、そういうのが経験になるというのが あるかもしれない。

酒井:はい、頑張ってみたいと思います。

堂: チャレンジするだけでも、すごく得るものは大きいというか・・・

酒井:大学でも、女の子はみんな受けてますね。

堂: ん~、多そうだもんね。

酒井:早いですよね、2月からとか。

堂: 年々早くなっていって、私のときは大学3年の冬だったんだけど、 それが秋になり、9月とか10月とかみたいな感じだから、 そうなるとあと半年だよね。

酒井:焦っていきます(笑)。 ところで実際、アナウンサーの方の1日のスケジュールって どんな風になっているんですか?

堂: テレビ朝日のアナウンス部には50人ちょっとの アナウンサーがいるんだけど、それぞれ担当している番組とか仕事が 違うから(バラバラ)。 一緒の部屋に全員が集まることもほぼなくて、みんなそれぞれの スケジュールで会社に来て帰って行きます。 私は今の時点(※2010年3月)では週に2日だけ『やじうまプラス』 っていう早朝番組を担当していて、それ以外はバラエティ番組の 収録とか、昼間のニュースとか担当しているんだけど、結構その日によって生活が全然違って、例えば早朝の日だと今日もそうだったんだけど、 夜中の2時に起きて(笑) で、3時ぐらいに当然その時間は電車がないので、 会社が手配してくれた車が迎いに来て、会社に行って、 夜中の3時半くらいから打ち合わせをして、メイクとか着替えをして、 4時半から本番で、8時まで番組があって、そのあと着替えて 反省会があって、社食で朝食食べて、で今にいたるっていう感じ(笑)。

夜中の仕事の後、今の10時の時点でひと仕事終えて、何もなければ 午前中いっぱいで帰宅するっていう日と、かなり早い時間に仕事を している感じですね。 普通の日だと、本当に午前中の10時とか11時とかに出社して、 昼間の時間帯に収録をして帰宅をするっていう感じで、 今の時点だとそれが一週間のうちに混ざってある感じなので、 結構、リズムを作るのが難しい。で、4月から『やじうまプラス』を 毎日担当することになったので、この超早起き生活が毎日続きます。 大丈夫かな?とか、うまく慣れるかな?とう心配がちょっと あるんだけど。逆に超早寝早起きでかなり健康的になろうかなって 思って。

酒井:体調維持のために心がけていることとかってありますか?

堂: 体調維持は・・・えっと、とにかくね、やっぱ睡眠。 私は寝ないと結構ダメなタイプで、もちろん一気に寝られれば いいんだけど、なかなかそんなに早くも寝られないし、 ちょっとでも寝られる時間に寝て、トータルで睡眠を確保するって ことと、あとは食事とかにも気を使って、 なるべく自宅で自炊して家で食べるようにしてますね。

酒井:私も食生活が最近あまり良くなくて、外食が多くなってしまいますね。夜遅くなってしまうことが多くて、今実家なので、 家で食べるようにはしてるんですけど。

堂: でも大学生のときは、やっぱり時間もあるし、 どうしても友だちを優先してしまって。

酒井:そうなんです!

堂: 確かに私も家で全然ご飯食べてなくて、今になってそのありがたみが 分かるから、お母さんのお料理いっぱい食べといた方が良いよ(笑)。

酒井:1年生の時とか、ひたすら友だちとご飯食べに行きたいとか あったんですけど、もう早くも2年生になってからは 家でご飯食べたいと思うようになりました(笑)。

堂: そうだよねぇ、恋しくなるよね(笑)

酒井:アナウンサーをしていて、どういう時が楽しいと思うのと、 どういう時が辛いと思いますか?

堂: 楽しいと思うのはやっぱり、アナウンサーだからこそできること。 例えば本当に第一線で活躍している人と一緒に仕事できたりとか、 いちばん輝いている人から話を聞けたりとか、 アナウンサーだからできることで、そこで良いコメントとか、 話を聞き出せたなぁという時は「やったー!」と思える楽しい瞬間です。 で、「辛いなぁ」とか「嫌だなぁ」とか思う時はあんまりなくて、 本当にどの仕事も楽しい。 けど、早朝番組のあとに昼間の仕事が 詰まってて、体がヘトヘトになっちゃった時は「早く寝たい」と 思います。 体の部分で「しんどいなぁ」と思う時はあるんだけど、 気持ちの面では常に刺激をもらえる仕事だなーと思って。

酒井:アナウンサーになって良かったなぁと思うことは、いろんな方と 仕事ができる事だと。

堂: うん。あとはやっぱり、いちばん新しい情報とかを伝えられる 場所にいるから、最新のニュースとかに常に触れられるというのが、 すごく良いなと思います。