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テレビ朝日・大下容子アナ×恒川英里~WonderNotes Inspire~刺激人

前編

後編

大下・恒川:よろしくお願いします!

恒川:私、アナウンサーという職業に凄く興味があって、 今日お会いするのが凄く楽しみだったんです。 今日もオンエア(『ワイド!スクランブル』)見てきました

大下:嬉しいです。ありがとうございます(笑) 私も今日は学生さんにお会いできるという事で、 嬉しくてオンエアの衣装のまま来ちゃいました。

恒川:そうですね(笑) えっと、まず大下さんの担当番組についてお聞きしたいのですが。

大下:今担当している番組は3本ありまして、 まずは月曜日から金曜日までお昼の『ワイド!スクランブル』という 番組なんですけど、11時25分から13時5分まで 1時間40分くらい、これが12年目に入りました。
98年に俳優の大和田獏さんと一緒にスタートさせて頂いて、 大和田さんは寂しいんですけども、去年の9月一杯で卒業されて、 10月からは先輩の寺崎(貴司)アナウンサーとのコンビになって もうすぐ半年位になりますね。

それと、毎週土曜日の夜11時から『スマステーション』という 番組ですね。これが、今9年目に入っています。※2010年3月現在
スマップの香取慎吾さんが親方!という感じでいらして、 私はただ横に座っているだけって感じなんですけど(笑) それを担当させて頂いています。 そして、新たに去年の11月から松岡修造さんの『熱血!ホンキ応援団』 という番組が始まりまして、この番組が土曜日の夜7時からで、 ただ、土曜日の夜というのが、スポーツのイベントが色々とありまして、毎週なかなかオンエアが無くて、ちょっと定着出来ていなくて(笑) なので、もうちょっと頑張らなきゃと思っているんですけど。 この番組だけが収録ものなんですよ。

恒川:という事は、月から土曜日まで週6で生放送があるという事ですか?

大下:はい、そうです。

恒川:生放送が週に6本ってどうですか?

大下:それに関しては、もう年なので(笑) 本当に体力がいかに大事なのかを感じますね、 この年になると健康一番という感じで。 いかに同じ様な状態で臨むかというのが大切だなぁと。 ずっとそう思ってきたんですけど、最近は特にそう思いますね。
水曜日位になってちょっとくたびれてきて、金曜日になると、 週末って感じで嬉しくなって。それで土曜日になって香取さんと会って、 「格好いい!」って思って、スターオーラを浴びて(笑) それで、「一週間終わったなぁ、楽しかったなぁ」って思いますね。 だから日曜日はくたばってますね。ずっと寝ていて、昼過ぎ、 下手したら夕方くらいまで起きる事が出来なくて。

恒川:日曜日はオフなんですか?

大下:そうですね、「またこうやって何もせずに日曜日を送ってしまった!」 って感じで毎週自己嫌悪みたいになってしまうんですけど(笑) すみません、何か私ばっかり喋っちゃって(笑)

恒川:いえいえいえ(笑)

大下:いま授業は大変なんですか?

恒川:えっと、文学部は単位を取得する条件が無いんですね。

大下:そうなんですか?

恒川:そうなんですよ。なので、1、2年の時に単位を取ってしまったので。

大下:優秀ですね!

恒川:そんな事無いです(笑)。3、4年は楽をしようと思って、 その時は頑張っていましたね。

大下:じゃあ、今は少し落ち着いた感じなんですね。

恒川:そうですね、これからはゼミがあったりするんですけど。

大下:恒川さんは何を専攻されているんですか?

恒川:専攻は社会学なんですよ、それでゼミがメディア研究なんです。

大下:どんな研究をしているんですか?

恒川:それが何でもありなんですよ、卒論も何でも出来て。 テレビや雑誌だったり。

大下:凄く広い!それを3年からゼミでやるんですね。 私が大学生の時は3年の時が一番楽しかったし、充実してたなぁ。

恒川:大下さんはどんな学生だったんですか?

大下:もう普通(笑)。お約束通りテニスサークルに入って。 今はテニスサークルってあんまり人気無いのかな?

恒川:いえ、今も大学に入ったら「とりあえずテニスサークルに入ろう」 っていう人は多いですよ。

大下:そうなんだ!私の頃も、とりあえず入ってもフェードアウトしていく 人が多かったんだけど、私はスポーツが好きなので、 4年までガッツリやってましたね。授業とかもあんまり行かなくて。 初心者だったんですけど、初心者なりのテニスっていうのを、 「しこる」って言わない?
※「しこる」とはテニス界の用語で積極的な攻撃を仕掛けず、 自分のミスを極力抑え、粘り強くラリーに持ち込む戦法のこと。

恒川:言います、言います(笑)。

大下:とにかく粘って、相手がミスするのを待つっていう、 凄く嫌なタイプのプレイスタイルを確立して(笑)。 そうでもしないと勝てないし、試合にも出られなかったので。 でも、4年の秋の最後の塾内の大会で、オール慶應の人に勝ったの!

恒川:凄いですねぇ!

大下:それは人生で一番嬉しかった! 社会人になってからも嬉しい事は沢山あったけど、 もうそれの方が勝るんじゃないかっていう位、嬉しかったですよ、 「ああ、やればここまで出来るんだ」みたいな。 もう、1ラリーが15分位続くみたいな試合で、 私が「しこり」始めると、向こうも怖くて打てなくなって、 お互い羽突きみたいになって(笑)。 それが学生時代でダントツ一番の思い出かなぁ。 なんか凄い汗かいちゃったな、あの頃を思い出して(笑)。

恒川:あははは(笑)