三浦敏宏副編集長 × 足立悠馬 ~WonderNotes Inspire~刺激人
荻野:次に編集者を目指す学生にアドバイスをいただきたいんですけれども、まずは今の学生に対してどんなイメージをお持ちですか?
三浦:イメージというか、面接官やったりすると周りからよく聞くんですけど、ゆとり世代なんでしょ?今の大学生って。
荻野:そうです、ゆとり世代です(笑)。
三浦:だから、逆に楽しみですけどね。違いが出るのか出ないのか。子供の時の授業量が少ないと、人間変わるのかっていう結果が今から検証されるわけじゃないですか。何も変わらないんだったら別にいいと思いますよ。ただ、人間は若いって言うだけで嫉妬の対象になりますからね。何百年も前から「若い奴はダメだ!」って人類は言っているわけだから、その辺は大人がどう見るかによって変わりますけど。まぁ、でもゆとり教育の結果が出るのは個人的に楽しみです。円周率を「3」と教わった人たちと「3.14」と教わった人で何か差が出るのか。まぁだけど、ちょっとでもものを知らないと「だからゆとり教育は…。」って言われるのはかわいそうですよね。
荻野:確かにそれは嫌ですね。あと「個性がない」とかもよく言われますね。
三浦:大丈夫、大丈夫。それは歴代言われていますから。だって今の50歳近い人たちって新人類とかって言われたんですよ?他にも「無個性」とか「金太郎飴社員」とか。そいつらに個性がないなんて言われたくないでしょ(笑)。
荻野:ずっと言われたことなんですね。就活生の姿とか見て、黒と白でまとめておにぎりみたいだとか言われているんですよ。
三浦:でも、リクルートスーツなんてずっと同じじゃないですか。僕はちょっと目立とうと思って、リクルートスーツに白のストライプの入ったスーツで就活やってたんですけどナニワ金融道みたいになっちゃったんですよ。
荻野:ナニワ金融道ですか(笑)。
三浦:失敗したと思ったんですけど、買い直すお金もなくて。入社した後に「普通のリクルートスーツ着ろよ!」とかイジられましたけども。
荻野:その姿見てみたかったです(笑)。次の質問なんですが、三浦さんはどのような学生生活を送っていたんですか?
三浦:すごいダラダラしてましたよ。
荻野:でも、法学部ってすごい授業大変ですよね?
三浦:そうなんですよ。大量留年が発生したんですよ。200人くらい。まっ、僕が留年したのは大量留年の翌年なんですけどね(笑)。あんまり関係なかったですけどそう言って言い訳してます(笑)。
荻野:サークル活動とかはやっていましたか?
三浦:一応、音楽サークルに入っていました。担当は漫画でした(笑)。部室でずっと漫画読んでましたね。
荻野:部室に漫画読みに行って、そのまま帰ってこない人とかたまにいますよね(笑)。
三浦:僕の場合は部室の合間にちょっと授業行くって感じでしたけど。それで留年しちゃったんですよ。
荻野:それが原因だったんですか(笑)。
三浦:そういえば、その頃、プロデュース・イベントのサークルがあって。まだバブルとかの名残がそこはかとなく残っていて、僕らの部室の前にその研究会の部室があってですね。「しゃらくせぇな」と思っていたんですけどね(笑)。学生がタレント呼んでイベントだ、とか言ってるのが許せなくて(笑)…(※これ以降の話は、あまりに過激なため割愛させていただきます。)
荻野:過激なお話ありがとうございます(笑)。